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三次人形の歴史

江戸期
この頃の土人形の産地は全国的にかなりの数に登りますが、三次人形の特徴は何といっても艶立ち輝く顔、優雅で気品に満ちた姿、均整のとれた形です。特に*)宮の峡(みやのかい)人形は独自のステンシル(合羽刷り)や、移絵的な技法は全国的にも非常に珍しいもので、高い評価を得ています。

*)嘉永七年(1854)から大正七年頃までの約六十年間作られた。現存するものは少ない。 

明治、大正期
この頃は全国的に土人形の全盛期で、三次でも三十から五十人の職人が年間約二万体、百四十種前後の人形を造り、全国に出荷していました。四月三日のこどもの節句には、男の子には天神や武者物、女の子には天神や女物の人形が贈られる風習があり、節句前にはデコ市(土人形の市)が立ち、たくさんの人で賑わいました。

昭和・平成期
戦争と戦後の混乱期に重なり、隆盛を極めた土人形造りも他の郷土玩具と同様製作がむずかしくなり、一時途絶えておりましたが、戦後郷土を愛する多くの人々の励ましと窯元の熱意により復興しました。
現在は節句の御祝いはもとより、懐かしさや郷愁を覚える民芸品として販売しています。

※展示品の中で平成期製作の三次人形以外は、大変申し訳ございませんが非売品です
松本玩具店には、古い三次人形から新しい三次人形まで展示いたしておりますので
お近くにお立ち寄りの際は、どうぞごゆっくりご覧くださいませ!

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