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◆三次人形窯元情報◆

12月〜4月
明治16〜17頃、現在の花園へ移り、現在6代目窯元丸本氏による色付作業が始まりました。
※色付される前は胡粉(ごふん:貝殻の粉)を塗り白くします。
※5代目は丸本氏の母上で、4代目父上亡きあとを継承されていましたので、現窯元丸本氏が6代目となられます
7代目の丸本御子息が父の技術を学び取り、平成の時代に継承されています。
絵付け作業は4月頃まで続きます。また厳冬期のみに絵付けされる土人形の製法は昔から変わらず
ニカワの光沢をより一層ひき出し、重ね塗りにより鮮やかな三次人形を作ります。
※泥絵の具へニカワを混ぜ塗るので、光沢が出て「光人形」とも呼ばれます。
顔は絹で磨き光沢を出します。この技法も三次人形独特で、今や全国でも珍しい土人形として
節句の御祝に送られたり、各家庭へ飾られます。
これからも7代目に新たな三次人形の歴史を作っていただき、三次の文化・歴史・無形文化財が
継承されることを祈ります。

.9月頃
三次人形の型へ土を貼り人形の形が出来ました。まだ乾いていない状態です。これから乾燥し素焼きです。
花園窯にて素焼きをすると今よりもっと濃い茶色になます。

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